姿勢と自律神経
こんにちは!柔整師の奥永です。
今回は「姿勢不良」と「自律神経」の関係性について説明していきます。
日々の生活で姿勢が崩れると、肩こりや腰痛だけでなく、意外な体調不良の原因になることもあります。
姿勢不良と自律神経の関係性とは
自律神経とは、体内の様々な機能を自動的に調節する神経です。
自分自身では意識しなくても常に働いている神経です。
例えば、心拍数、呼吸、消化、発汗など意識しなくても身体を動かしてくれる大切な役割を担っています。
そして自律神経は、内臓の働きだけでなく、ストレスや感情によっても乱れることがあります。
自律神経には、以下の2種類があります。
・交感神経:活動中やストレス環境下で活発になる
・副交感神経:休息中やリラックス時に働く
上記の2種類の自律神経がバランスよく働くことで、身体はバランスを保っていると言っても過言ではありません。
姿勢が崩れると自律神経が乱れる理由
姿勢が悪いと身体の筋肉や骨格に負担がかかり、以下のような影響を自律神経に及ぼします。
1.血流が悪化する
姿勢が歪むことで血管が圧迫され、血流が悪くなります。
これにより酸素や栄養が十分に行き渡らず、身体がストレスを感じてしまい、交感神経が優位な状態が続くことがあります。
2.呼吸が浅くなる
猫背や前かがみの姿勢では、肺が圧迫され深い呼吸ができません。
呼吸が浅くなると、副交感神経が活発になり、身体がリラックスします。
3.脳への影響
姿勢不良による筋肉の緊張が、首や肩周囲の神経に影響を及ぼし、脳への血流を減少させます。
これが頭痛や集中力の低下、更には自律神経の乱れに繋がります。
姿勢不良が引き起こす症状
姿勢の悪化によって引き起こされる自律神経の乱れは、様々な身体の不調を招きます。
以下のような症状に心当たりはありませんか?
・慢性的な疲労感
・睡眠障害(寝付きが悪い、熟睡できない)
・頭痛やめまい
・胃腸の不調(便秘や下痢、胃のむかつき)
・手足の冷えやほてり
これらは自律神経の不調が関係している可能性があります。
姿勢を改善して自律神経を整える方法
1.正しい姿勢を意識する
まずは、自分の姿勢を見直すことが重要です。
以下のポイントを意識してみてください。
・座るとき:背筋を伸ばし、椅子の背もたれを活用するなど。
・立つとき:重心が左右均等になるように意識するなど。
2.ストレッチと運動
筋肉の柔軟性を高めることは、姿勢完全に欠かせません。
また、ウォーキングやヨガなどで軽めの運動も自律神経の調節に効果的です。
呼吸を意識して行うことで、自律神経のバランスがより整います。
特に座っている時間が長く、更に姿勢が悪い方は、呼吸が浅くなり十分な酸素を取り込めていない可能性が高いです。
また、息を十分に吐くことができなくなり、交感神経と副交感神経のバランスが乱れている可能性があります。
深呼吸をする際は、まずは十分に息を吐いてから、鼻で息を吸い込んで、再びゆっくりと口から息を吐くことで、
交感神経の動きを抑えて、副交感神経の働きを活発にしてくれます。
3.プロに相談する
姿勢不良を根本から改善するには、専門家の助けが必要な場合があります。
どこの筋肉が硬くなってしまっているのか、どの筋肉が弱っているのかなど、
様々な視点から分析し、骨格調整、骨盤調整、ストレッチ、筋力強化などを組み合わせて、
状態に合わせた姿勢改善のための施術を行います。
姿勢改善をするメリット
正しい姿勢を取り戻すことで、自律神経のバランスが整い以下のようなメリットがあります。
・疲れにくい身体になる
・集中力や記憶力が向上
・睡眠の質が向上
・ストレスに強い体質になる
アイズスポーツ整骨院では、姿勢調整を行っており、ジムも併設さているので
トレーニング×コンディショニングの両面から姿勢改善にアプローチが可能です。
些細なことでも構いません。
何か気になることがございましたら下記までお問合せをお願いいたします。
アイズスポーツ整骨院 西新院
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