肩こりの原因とは?

こんにちは!柔整師の奥永です。

年齢や性別を問わず、多くの人が悩まされている肩こり。

進化の過程で二足歩行を始めた人類の身体は、重い頭を支えるため、元々首や肩に負担がかかりやすい構造をしています。

肩こりが起こる直接的な原因は筋肉の疲れと血行不足ですが、これらを招く要因は様々です。


肩こりの直接的な原因は「筋肉疲労」と「血行不足」

肩回りの筋肉には、たくさんの血管が通っています。

筋肉の伸び縮みは、血液の循環を促し、全身に酸素や栄養を届けるポンプのような役割を果たしています。

しかし、肩の筋肉に負担をかけると、筋肉が硬くこわばって血管を圧迫し、血行が悪くなってしまいます。

すると、乳酸などの疲労物質が蓄積し、これが神経を刺激して、

こわばりやだるさ、重さといった肩こり特有の症状を引き起こすのです。

肩こりが慢性化すると痛みの症状にまで発展し、それがさらに筋肉の緊張を助長して血行が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。


「筋肉疲労」と「血行不良」が起こる原因

肩こりを招く「筋肉疲労」と「血行不足」の原因には、次のようなものが考えられます。


同じ姿勢

長時間のデスクワークやパソコン作業、スマホ操作など同じ姿勢を続けていると、首や肩の負担が増えます。

特にパソコンやスマホを使う際に、首が前に出た姿勢を取っていたら要注意。

頭の重みで筋肉がカチカチに固まり、肩こりに繋がります。

スマホを扱う時は目線と同じ高さまで引き上げるようにしましょう。


運動不足

運動をしないと筋肉が衰えて、首の負担が大きくなります。

また筋肉の緊張状態が続いて、血行の悪化を招くため、肩こりが起こりやすくなります。

適度な運動で筋力アップを目指しましょう。

ただ、やりすぎは禁物です。かえって肩こりの原因になるので、ほどほどを心得ましょう。


眼精疲労

眼精疲労の症状として、肩こりが起こる場合があります。現代人は目を酷使しがちです。

パソコンなどの作業を行う時は、1時間に1回は休憩をはさみ、目を休ませてください。


ストレス

肩こりはストレスとも関係しています。

過剰なストレスにさらされていると、自律神経が乱れて、筋肉の緊張や血行不良が生じ、

肩こりや痛みが出現しやすくなります。自分なりのストレス発散法を見つけておくことが大切です。


眼精疲労.jpg

肩こりは大きな病気のサインかも

他の病気の症状として、肩こりが現れる場合があります。例えば、高血圧や更年期障害、狭心症などです。

長引く肩こりの陰には重大な病気が潜んでいる可能性があります。

肩こり以外の症状に気づいたら、早めに医療機関を受診しましょう。


現代人の生活は肩こりの症状がでやすいもの。

気がついたタイミングで軽くストレッチを行ったり、筋肉だけでなく心もリラックスできるよう、

こまめに休憩を挟むことを心がけましょう。


アイズスポーツ整骨院 西新院 


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