魔女の一撃の対処法

こんにちは!柔整師の奥永です。

前回に引き続き、魔女の一撃の対処法について説明していきます。


急性腰痛症になったら。急性期のセルフケア

ぎっくり腰の痛みが強く出ている時はむやみに動かず、自分が最も楽な姿勢でゆっくりと深呼吸を繰り返し、

まずは痛みを落ち着かせましょう。


・寝る姿勢

ぎっくり腰になると、大半は仰向けで脚を伸ばして寝るのは困難です。

筋肉や骨の構造上、仰向けになり脚を伸ばすと腰が床から離れやすく、腰を支えれず負担が集中してしまうためです。

強い痛みがあるうちは、膝の下に丸めた毛布やクッションなどを置き、膝を曲げた状態を作ることにより、

骨盤が後傾し、腰を床に近づけることができるため、腰への負担を減らすことができます。

また、痛い方を上にして横向きになり、膝の間にクッションを挟んだり、抱き枕などを抱いて寝るのもおすすめです。

ぎっくり腰(急性腰痛症)|原因・症状・治し方・予防法|大正健康ナビ|大正製薬

・お風呂

無理のない範囲で、温かいお湯にゆっくり浸かって身体を温めましょう。

入浴には血液循環の改善、浮力による腰の負担の軽減、自律神経のバランスが整うリラックス効果などがある為、

お風呂に入ると痛みが楽になる場合があります。

逆に入浴によって痛みが強くなる場合や、腫れがある、患部が熱を持っている時などは、

温めることによって症状が増す可能性がある為、入浴は避けた方が良いです。


ぎっくり腰から早期回復には普段通りの生活を心がけましょう

ぎっくり腰の痛みが強いうちは横になって休む時間が長くなりますが、

痛みが落ち着き、少しでも動けるようになったらできるだけ普段通りの生活を心がけた方が早く回復することが分かっています。


イギリスの医学誌に掲載された研究では

①ベッドでの安静

②治療家による施術を受ける

③できる限り通常の日常生活を過ごす

という3グループに患者を分けて実験したところ、

③できる限り通常の日常生活を過ごすよう心がけたグループが最も回復が早く、

①ベッドで安静にしていたグループが最も回復が遅かったという結果がでました。

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他の研究でも同様の結果が出ており、動けないほどの激痛でない限り、

ぎっくり腰は無理のない範囲で動いた方が回復が早い場合がほとんどです。

痛いからといって過度に安静にしていると逆に症状を長引かせてしまうので、なるべく通常通り動くようにしましょう。


コルセットは付けてもいいが、頼りすぎは禁物

ぎっくり腰の痛みが強い時は、コルセットをつけると腰部が支えられ楽に動きやすくなります。

しかしぎっくり腰の早期回復には、できる限り普段通りの生活を心がけることが重要です。

痛みが落ち着いてきたら徐々に外し、頼り過ぎないことが肝心です。

ぎっくり腰が回復したら適度な運動などによって腹部の筋肉を鍛えましょう。

体幹部の筋肉は「天然のコルセット」とも呼ばれ、腰を支えるのに大切な腹圧を高めてくれます。

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