肩甲骨まわりの筋肉をほぐすメリットpart2
こんにちは!柔整師の奥永です。
こんな症状があれば「肩甲骨まわりが硬くなっている」かも?
・肩甲骨まわりの張り
筋肉が硬くなることで血行が悪くなり、背中や肩甲骨周辺に張りやダルさを感じやすくなります。
・関節可動域の低下
筋肉の柔軟性が低下し、関節の可動域が低下します。
腕が上がりにくくなったり、動かしにくさを感じるようになります。
・肩こり
肩甲骨まわりの筋肉の緊張により、首や肩の負担が増え、肩こりの症状を引き起こします。
・腕や手のしびれや痛み
筋肉の張りが強くなってくると、肩まわりの神経を圧迫し、腕や手のしびれや痛みを引き起こすことがあります。
肩甲骨まわりの筋肉ってどんなもの?
肩関節を安定させる「ローテーターカフ」
肩甲骨の安定に欠かせない筋肉がローテーターカフです。
ローテーターカフには、上腕骨と肩甲骨を繋ぐ役割があり、
肩を回すときや腕を挙げるときに、肩甲骨がスムーズに動かせるように関節を安定させる働きをしています。
肩甲骨と上腕骨を繋いでいる関節「肩甲上腕関節」の形状は、
球関節という種類に分類され、様々な方向に動く事ができます。
そのため、肩の可動域は広く、腕を自由自在に動かすことができるのです。
一方、球関節にはデメリットもあります。
それは、安定性は悪く、関節が外れやすいということです。
ローテーターカフをはじめ、肩関節まわりの筋肉が弱くなることで、肩が外れやすくなってしまうのです。
また、ローテーターカフが硬くなることで、肩関節の動きが悪くなり腕をスムーズに動かせなくなってしまいます。
ローテーターカフを構成する4つの筋肉
・棘上筋…肩を横に挙げる動き(外転)を助けます。
・棘下筋…肩を外側に回す動き(外旋)に関与します。
・小円筋…棘下筋と同様に肩を外側に回す(外旋)働きをします。
・肩甲下筋…肩を内側に回す動き(内旋)を担います。
ローテーターカフはどの筋肉も細く弱い筋肉で、
スポーツ動作はもちろん、日常生活での不意な動作により傷めてしまう事があります。
また、使いすぎによって炎症が起き、筋肉の硬さに繋がってしまう事がありますので、
日頃からのトレーニングやケアが大切です。
アイズスポーツ整骨院 西新院
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