患部そのものが不調の原因とは限らない?part2

こんにちは!柔整師の奥永です。

今回は身体の繋がりによって起こる不調に関して説明していきます。


以前、患部そのものが不調の原因とは限らないについて説明しましたが、

様々な原因はどの様に繋がっているのでしょうか?

なぜ、一見離れた場所の痛みの原因が隠れているのでしょうか?

それは身体の様々なパーツが繋がっているからです。


例えば、何か精神的に不安を抱えるような状況になったとします。

それは身体にとっては危険という状態であり、

まず自律神経の興奮に関与する交感神経が優位になります。

交感神経が優位になると、緊張状態に切り替わり、

それと連動して筋肉も緊張します。

さらに危険に備えて血流が上がり、呼吸も浅く速い呼吸に切り替わります。

すると同時に、胃酸の分泌量のバランスが崩れ、内臓の機能が低下します。

これらの状況が一時的ならまだしも、継続されると身体への負担になるため、

不調を引き起こしてしまいます。

ある筋肉が緊張したまま硬くなれば、筋膜で繋がっている別の筋肉に影響を受けたり、

内臓の機能が低下すれば、自律神経を介して表面にある筋肉や皮膚も過敏に反応してしまいます。




メンタル・ストレスで自律神経が乱れる(神経)

胃腸の機能低下による筋緊張(筋肉)

筋肉が緊張し血流が悪くなる(血流)

筋膜が硬くなり、他の筋肉が緊張(膜)

痛み・不調


このように筋肉や神経、血管、さらには筋肉を包む筋膜など、身体の部位が繋がり合い、

互いに影響し合うために不調の原因が数多く存在しているのです。

様々な原因がある為、痛みや不調が改善されない場合も諦めずに色々試してみましょう。


アイズスポーツ整骨院 西新院 

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