【スポーツ損傷】肉離れ

こんにちは!柔整師の奥永です。

今回はスポーツ損傷の1つの肉離れについて説明します。


【肉離れの起こり方

筋力は互い違いに並んだ筋繊維の束が収縮して縮み合って発生します。

その筋繊維の束はゴム紐と同じで伸ばされながら収縮することにより最大筋力が発生します。

強く収縮した筋肉がそのまま固まっている状態がこむら返りです。

その筋力に筋繊維が負けたときに、耐え切れず筋繊維が千切れ肉離れは起こり、

稀に筋や腱が完全に切れることがあります。


【重症度】

筋肉をストレッチした時の痛みで重症度が分かります。


ハムストリングス[膝伸展位で股関節屈曲の他動的疼痛誘発テスト]

軽度(70°~)、中等度(70°~30°)、重症(~30°)



大腿四頭筋[膝関節屈曲の他動的疼痛誘発テスト]

軽度(90°~)、中等度(90°~45°)、重症(~45°)



腓腹筋

軽度(ストレッチ痛が軽い)、中等度(膝を曲げていればストレッチ痛は軽い)、重症(つま先立ち不可)


【治療】

肉離れはその度合により安静、固定、冷却、物理療法(電気、超音波)等が必要です。

マッサージやストレッチは治療にも必要ですが、予防にもなるので日頃から心がけましょう。


【スポーツ復帰】

ストレッチ痛が取れて、健側と同じ通常のストレッチ感になるまでジャンプやダッシュは避けた方が良いです。

本格的にスポーツに取り組んでいる方は、筋肉のアンバランスは再発の原因になる為、

始める前に脚の太さや筋力を左右差を図ったうえで復帰しましょう。



アイズスポーツ整骨院 西新院 

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