足がつる原因と対策

こんにちは!

一度や二度この経験があるのではないでしょうか?

今回は『足がつる』原因と対策について説明していきます!

足がつるとはどういう状態なのか

何らかの理由により腱紡錘の動きが鈍くなり、筋肉の異常な収縮が起きたままになっている状態

つまり、センサーが誤作動を起こしているのです。

ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)が緊張してギュッと縮むことでアキレス腱にある腱紡錘が反応します。

よって、本来は腱が伸びるはずが正常に働かなくなり、異常な収縮が続いている状態がこむら返りなのです。

筋肉の伸縮に関わるセンサ

〇腱紡錘(張力に関わる)

筋肉が収縮することによる腱の伸び縮みを感知する

過度に筋肉が縮みすぎないように「縮むな」という指令を出す

収縮のしすぎを防ぐ

〇筋紡錘

筋肉の伸びを感知する

引きちぎれないように筋肉に対して「縮め」という指令を出す

伸びすぎを防ぐ

原因

足がつる原因としては『電解質の異常なバランス』と挙げられることが多いです。

どういうことかというと電解質(カルシウム、マグネシウム、ナトリウム等)

が様々な原因によってバランスが崩れてしまう事です!

バランスが崩れた結果、

足がつるというという症状に繋がっていることが多く挙げられています!

またメカニズム的な部分で言うと

筋肉の収縮を起こす カルシウムイオン

筋肉の弛緩を起こす マグネシウムイオン

のバランスの崩れです!

栄養や水分不足により、マグネシウムが不足してしまうと筋肉の弛緩(力を抜く)が難しくなり、

筋肉が収縮を続けて『つる』に繋がります。

そのほか、

・血行不良:体の冷えや座り仕事等による血行不良、寝ている間の血行の低下など。

・筋力低下:高齢による自然なものがあります。

女性の場合、女性ホルモンの減少に伴う筋力低下も原因の一つです。

・体温低下:夏の冷房や秋冬の体温低下があります。

・眠る姿勢や環境:あおむけで重いふとんを使うことも原因となります。

・水分不足:睡眠中にはコップ一杯の汗をかくと言われており、これが、睡眠時及び朝方につる原因の一つ

になります。また、お酒やコーヒーの摂り過ぎによる脱水も原因の一つです。

予防・対処法

食生活の見直しやこまめな水分補給により

体内のミネラルバランスが整うことで、症状の改善が期待できる場合があります。

さらに、足を冷やさないように温めたり、

運動後のストレッチやマッサージも合わせて行えば、予防により効果的です。

寝ているときにこむら返り(足がつる)が起こる方は、ミネラルの補給と寝る前にコップ一杯の水を飲むようにしましょう。

ミネラルを多く含む食材

カルシウム:干しエビ、煮干し、チーズ、がんもどき、ヨーグルト、牛乳など

マグネシウム:乾燥わかめ、干しひじき、アーモンド、焼き海苔、きな粉、煮干しなど


これらの事を参考にして足がつらないように対策して行きましょう!!


アイズスポーツ整骨院 西新院 

〒814-0002 福岡市早良区西新5丁目6-30 1階 

℡092-407-0207 

〈診療時間〉 

月~日 9:00~21:00 (最終受付20:30) 

定休日 木曜日