筋肉痛はなぜ起こる?その症状と原因

こんにちは。

もう、夏も終わり少し肌寒いような日も出てきましたね。

秋といえば食欲の秋、読書の秋など色々ありますがスポーツの秋!という事で

運動すると必ずではないですが筋肉痛になる方も多いと思います。

なので、今回は筋肉痛について書いていきたいと思います。


筋肉痛が起こるメカニズム

筋肉痛とは、運動をした際に生じる筋肉の痛み。

以前は激しい運動をすると筋肉に疲労物質である乳酸がが溜まり筋肉痛を引き起こすと考えられていました。

しかし、乳酸はエネルギーとして再利用できることがわかり、現在では「乳酸は疲労物質ではない」と認識されています。

そこで新たに言われているのが、運動による筋繊維の損傷を修復する際に炎症が起こり痛みを引き起こすという説です。

トレーニングなどで普段使わない筋肉を使ったり、同じ動作を繰り返したりすると、筋繊維に細かな傷ができる。

傷んだ箇所を修復する過程で炎症反応が生じ、ブラジキニン(痛みを生み出す刺激物質)が生成され筋肉痛が出現する。

また、脱水により血液の循環が悪くなり、酸素不足や周囲の細胞から発生する代謝産物による刺激が起こることも原因になる

と言われています。


筋肉痛の種類や加齢との関係

筋肉痛には大きく分けて2種類に分けられます。

即発性筋痛(急性筋肉痛)

運動した直後や早ければ運動中に起こる筋肉痛。

激しい運動をして筋肉に強い負荷がかかり、過度の緊張状態が続くと、血の流れが悪くなる為、筋肉の代謝物の「水素イオン」

が溜まりやすくなって筋肉痛が起こります。


遅発性筋痛

運動して数時間から数日後に生じる筋肉痛。一般的な筋肉痛はこの遅発性筋痛のことを指します。

最も遅発性筋痛になりやすいのが、下り坂を駆け下りたり、重い荷物を下ろしたりするなど筋肉を伸ばしながら力を発揮する

伸張性(エキセントリック)運動です。

「年をとると筋肉痛が遅く出る」と言われますが、実は医学的にも肯定も否定もできない通説。

普段あまり運動をしない人は毛細血管が発達しておらず、筋繊維を修復したり痛み物質を取り除くのに時間がかかります

年齢を重ねると身体を動かす機会が減りがちなので、年齢にかかわらず適度な頻度での運動を心掛けましょう。


筋肉痛の症状を緩和する方法

時間がたてば回復する筋肉痛ですが、出来る事なら早く痛みから解放されたいですよね。

筋肉痛の症状を緩和するには、主に以下のような方法があります。


1患部を温めて血行を促進

2「熱を持っている時」のみ冷やす

3「ストレッチ」や「軽い運動」を行う

4「ビタミンB1」を摂取する

5「塗り薬」や「貼り薬」で痛みを抑える

6市販の「解熱鎮静剤」を服用する

7睡眠をしっかりとる


しっかり筋肉痛のケアをして楽しくトレーニングやスポーツをしましょう!!


アイズスポーツ整骨院 西新院 

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